2017 0211
先日、置き場所が悪くてカビてしまった桐たんすを洗濯した。
無事に納品して来た。約30年程前の桐たんすである。
Kさま、本当にありがとうございました。

「3.5天丸五の三上洋」という型の桐たんすである。
カビた桐たんすの画像を撮り忘れていた。
カビの怖いのは、カビが桐たんすの中にまで入り、着物にカビが移ってしまう事である。

中も綺麗になった。

このように無事に納まった。
カビが付かないようにするには、部屋から湿気を取り除く事。例えば除湿器を定期的にかける事。
乾拭きをする事。などがあげられる。桐たんすにカビが発生するという事は、自らカビて、これでは着物が危ないと
危険信号を出しているのと同じである。桐たんすが悲鳴を上げているのである。
桐たんすが生きているような気がしてくる。
実際、桐たんすは職人の手業によって、魂が吹き込まれている言っても過言ではない。
Kさま、本当にありがとうございました。
どうぞ今後とも宜しくお願い致します。
2017-02-11 17:46:49
社長日記
| コメント(0)