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カビた30年前の桐たんすを洗濯して、納品して来ました。

カビた30年前の桐たんすを洗濯して、納品して来ました。

2017 0211

先日、置き場所が悪くてカビてしまった桐たんすを洗濯した。

無事に納品して来た。約30年程前の桐たんすである。

Kさま、本当にありがとうございました。


小山さま古たんす1

「3.5天丸五の三上洋」という型の桐たんすである。

カビた桐たんすの画像を撮り忘れていた。

カビの怖いのは、カビが桐たんすの中にまで入り、着物にカビが移ってしまう事である。


小山さま古たんす2

中も綺麗になった。


小山さま古たんす3

このように無事に納まった。

カビが付かないようにするには、部屋から湿気を取り除く事。例えば除湿器を定期的にかける事。

乾拭きをする事。などがあげられる。桐たんすにカビが発生するという事は、自らカビて、これでは着物が危ないと

危険信号を出しているのと同じである。桐たんすが悲鳴を上げているのである。

桐たんすが生きているような気がしてくる。

実際、桐たんすは職人の手業によって、魂が吹き込まれている言っても過言ではない。


Kさま、本当にありがとうございました。

どうぞ今後とも宜しくお願い致します。
 

2017-02-11 17:46:49

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