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徳蔵(とくぞう)と孔柔(こうじゅう)を納品して来ました。

徳蔵(とくぞう)と孔柔(こうじゅう)を納品して来ました。

2018 1208

今日は、ジョン・レノンの無くなった日。1980年当時、私は高校を卒業して浪人生だった。

テレビで訃報を聞いてとてもショックであった。

今日もラジオでジョン・レノンの曲が多く流れている。

地元加茂市では、ジョンレノンの追悼コンサートが開かれている。



そんな中、今日は、福島県郡山市へ桐たんすの納品に行って来た。

ワンボックスのハイエースではスペースが無く、積載出来ないので、トラックをレンタルしての納品であった。

予報では雪である。

弊社のある田上町の降りは大した事なかったが、山を越えたら雪が沢山積もっていた。

本当に心配であったが、いざ福島県に入ったら郡山市は快晴であり、拍子抜けした。

ご縁を頂いたWさま、この度は本当にありがとうございます。


七の七再生03

今年の9月、今回お預かりする前の孔柔(こうじゅう)4.6天胴丸七の七である。

隣には岩屋堂箪笥が置いてあった。

七の七再生04

お預かりした翌日、たんすを撮影する。

最近は、仕上げ直しの桐たんすは再生前に必ず写真撮影する。

再生前と再生後を弊社でも検証するためである。


七の七再生05

このように細かくキズや汚れが付いていた。


七の七再生06

引出しの上口もカビのような汚れが沢山付いていた。


七の七再生07

斜め前から見た図である。

ところどころにトノコが取れている。


七の七再生01

今回は、ふき漆仕上げで仕上げた。

塗師屋さんは、7回~8回も漆を塗るのだそうである。

非常に光沢があり、綺麗になった。

居間に置くので、トノコよりも漆仕上げが良いのだろう。

重厚感もある。


七の七再生02

斜め前から見た図である。

写真だと黒くて判りづらいが、かなり綺麗に仕上がったと思う。


吊洋と七の七納品

今日無事に納品した。

左の洋服たんすは、徳蔵(とくぞう)である。

横幅1,500×高さ1,950×奥行600mmの大きな桐の洋服たんすである。

型名は、5.0洋丸四枚扉吊洋である。

以前、三越デパートのバイヤーさんがデザインをおこし、かなりな本数売れた商品である。


右が、今回仕上げ直した孔柔(こうじゅう)である。

サイズは、横幅1,400×高さ1,290×奥行470mmである。

型名は、4.6天胴丸七の七である。


孔柔は、約25年前の平成5年に展示会用に私がデザインして、職人さんに製作して頂いた。

翌平成6年に郡山市のデパート催事で販売したものである。

であるから、24年の月日を経て、私の元に帰って来た桐たんすである。

この桐たんすは、当時まだ無かった「天胴丸」というデザインの一番初めの作品である。

だから、思い入れがある。

よくぞ帰って来たと本当に嬉しかった。


Wさま、本当にありがとうございました。

どうぞ今後とも宜しくお願い致します。
 

2018-12-08 19:41:05

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