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80年程まえの小袖たんすを再生しました。

80年程まえの小袖たんすを再生しました。

2019 0526

先日、古い80年程前の桐たんすを再生し、納品して来た。

Tさま、本当にありがとうございます。


80年前小袖たんす再生001

再生前である。

当時の桐たんすは、台輪が無いのも特徴の一つである。

だいぶ使い込んでいるようだったが、状態は良かった。


80年前小袖たんす再生002

斜め前から見た図である。

これはこれで良い色である。

80年前小袖たんす再生003

引手金具にはこのように布がかぶされていて、それが保護となり、金具の状態も良かった。

80年前小袖たんす再生004

脇の棒通し金具である。

今回は、これらは取り外してから再利用せずに仕上げる事になった。


80年前小袖たんす再生005

本体内側である。見ると判るように板の厚さが中側で薄くなっている。

当時はこのような造りは当たり前のようだった。

80年前小袖たんす再生006

再生後である。綺麗になった。


80年前小袖たんす再生007

本体脇の棒通し金具は外された。

かなりスッキリしている。


80年前小袖たんす再生008

こちらは再利用した引手金具である。

サビを落としてから黒色で塗装し直した。


80年前小袖たんす再生009

畳のお部屋に無事に納まった。

Tさま、本当にありがとうございました。

また、ご紹介のAさま、ありがとうございました。

どうぞ今後とも宜しくお願い致します。
 

2019-05-26 11:31:59

社長日記   |  コメント(0)

 

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