20091207
先週、東京国際家具見本市IFFTが開催され、無事終了した。開催前は、昨年に比べて集客の条件は、悪いと感じていたが、実際は、昨年以上の集客を感じた。
主催者の結果速報だと、今年は20,226名の業者の来場があったとのことである。昨年は、26,912名の来場者数であるが、別のイベントを別館でやっていたり、昨年は4日間で一般ユーザーも来場したことを考えてみれば、今年は、3日間で業者のみであることを考えると、多かった感じは、裏付けられる。
新たな出会いがあり、弊社にとっては、それはまさに希望に成りうるものであった。個別のお客様名は、出せないが、有名家具店やデパートからの引き合いがあり、それは今後の展開に非常に重要であると考えている。
桐たんすからモダン桐家具へ。このテーマは、私が、十数年前から考えていたことだった。本当に少しずつではあるが、確実にステップアップしている感じがある。
海外への販売も含めて、本当に地道に積み重ねていく作業といえる。
誰が、海外へ桐箪笥と桐家具を売れると考えていたであろうか。十数年前は、恐らく、誰も考えていなかったと思う。
しかし、現実にそれが実現し始めると、我々の産地加茂の桐箪笥は、救われると考える。もちろん、軌道に乗るまでには、まだまだ、時間がかかるであろうが、業界ぐるみでやり始めて、5年間が経ち、その成果も少しずつ出てきた。
桐たんすと桐家具は、これからのエコ商品と言える。もっと色々なデザイナーと関連業者が参入して、世界に通じる商品が多く出てくることを期待している。また、私もそのような商品を開発したいと考えている。
世界市場において、年間で10億円の売上高を桐の椅子で上げる事ができると考えている。桐素材は、十分に期待できる。あとは、デザインである。本物志向の軽くて丈夫な桐椅子は、世界市場に売って出る事ができると考えられる。
なぜ、桐の椅子が世界中で売れるのか?その理由は、後日、まとめて書き記そうと思う。
2012-08-22 17:55:00
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