2020 0702
今日は木曜日。
とても重要な会議があった。
今後の桐たんす業界を方向付けるような会議である。
先日、外部の色付け職人が道具を持ってきてくれた。
何に使う道具かと言うと、桐たんすの錠が壊れて普通のカギでは開かない際の特殊な道具である。
市販の桐たんすの錠は、中のバネが外れると、通常のカギでは空回りして開かない事がある。
その際に使うのが、下記の道具である。

このように手製の特殊な道具である。

先の金属は、市販の釘を叩いて製作したそうだ。
この道具は、特殊カギと言っても良い。
構造は単純だが、この微妙な角度がこの道具の肝らしい。

このように引明(鍵座)に入れた図である。

実は、県外のお客様で実際に錠のバネが空回りして扉が開かなくなった方がいたのである。
そこで電話で上記の職人さんに相談してみた。
電話では判りづらかったが、現物の道具を見て、なるほどと感心した。
流石は百戦練磨の色付け職人である。
Mさん、本当にありがとうございました。
どうぞ今後とも宜しくお願い致します。
2020-07-02 21:43:02
社長日記
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