2020 0810
今日は月曜日。
山の日である。
本来であれば、2020年東京オリンピックも終了していた時期である。
残念ながら、COVID-19の影響で今年は開催見送りになった。
来年まで延期というが、来年開催も目途が立たず、誰も予想出来ない状況である。
今日、高校の先輩がお嬢さまとご一緒に弊社に来てくれた。
札幌にお住まいの先輩は、フェイスブック友達でもあり、実に饒舌な方である。
博識であり、ロシア語がとても堪能である。
急な来訪ではあるが、とても楽しいひとときであった。
わざわざ来て頂けるなんて、有難いなぁと感じた。
今日は、ようやく明治時代の箪笥金具の錆び落としが完了した。
先回もご紹介したが、実に立派な金具である。
桐たんすの出来よりも金具に手間とお金をかけているという感じである。

このように金具の表面には塗装が施されていた。
表面に錆びは少なく、裏面の錆びがひどかった。
落とす手間は半端なく掛かった。
およそ3日間以上もかかったといえる。

丁番も昭和の頃と比べて構造が違う。シンプルだけど、数が多い。
そもそも、明治時代の箪笥で扉と丁番が付く方が珍しい。

扉の前飾り&錠である。
実にしっかりとした造りである。

錆び落としをした金具を並べてみた。
数は全部で126点もあった。
明治時代の貴重な箪笥の再生に取り掛かれたことに感謝したい。
ありがとうございます。
2020-08-10 21:23:43
社長日記
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