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明治時代の小たんす2棹を再生しました。

明治時代の小たんす2棹を再生しました。

2020 0817

今日は月曜日。
 

​弊社の製作現場は、お盆休みも無事に開けて今日から仕事開始である。

今日は桐たんす教室の日であった。



先日から修理再生中の明治時代の桐たんすが出来上がり、今日無事に納品して来た。

明治時代2棹001

1棹め、再生前である。


明治時代2棹002

斜め前から見た図。


明治時代2棹005

1棹め、再生後である。


明治時代2棹006

1棹め、斜め前から見た図。


明治時代2棹003

2棹めである。


明治時代2棹004

裏板に明治34年12月と書かれてある。

明治34年は、西暦1901年である。

西暦1901年と言えば、20世紀の最初の年で、この年にノーベル賞が創設されている。

ずいぶん昔の箪笥という事になる。

約120年ほど前の桐たんすである。


明治時代2棹007

2棹めの再生後である。

1棹めと違う点は、引手金具のデザインである。

こちらは、楕円状の引手であるが、1棹めは角状のデザインである。


明治時代2棹008

斜め前から見た図。

2棹めと1棹めのもう一つの違いは、1棹めは総桐たんすであり、2棹めは三方桐たんすであるという事。


明治時代2棹009

裏板の明治34年の文字は消さずに残した。


明治時代2棹010

今日、フローリングのお部屋に無事に納まった。

Zさま、3回目の納品でした。

本当にありがとうございました。
 

2020-08-17 19:51:04

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