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2020 0911 今日は金曜日。 明日も仕事なので今晩は早く寝るとする。 先日、お預かりしていた昭和26年の桐たんすを修理&再生し、出荷した。 今朝、お客さまからお礼のお言葉を頂いた。 この言葉を励みにまた頑張ろうと思う。 お客様のお褒めの言葉、お礼の言葉は、本当に我々の精神の癒しと肥やしになる。 有難いと思うばかりである。 お客さまのお話では、タバコの煙で上台などは煤けていたそうだ。 塗装はとのこ仕上げでは無い、疑似ウルシのようなものを塗っていたようだ。 金具を外し終わったところ。 付いていた金具は全て私が預かり、錆びを落としひたすら磨く。 無くなって不足している金具は、在庫から同じようなものを探す。 木地直しである。上台裏板をカンナ掛けしている図。 こちらは小箱の底板を削っている図。 扉を削っている図。 一番時間が掛かるのは、木地直しの工程である。 丁度、地元の新潟経営大学の学生さんが見学に来ていた。 木地直しが終了したところ。 これからこの木地と直した金具を塗装屋へ運ぶ。 塗装と金具付けをして、完成である。 扉を開けるとこんな感じ。 丁番は、新しい強度のあるものと取り換えた。 斜め前から見た図。 前飾りである。鳳凰の模様である。 ハンドルは無くなっていたので、在庫から探して付けた。 こちらは、元々付いていた金具。再利用させて頂いた。 この箪笥は無くなったお母様が使っていた桐たんすだそうである。 お母様も生きていれば88歳になっていたそうだ。 Nさま、本当にありがとうございました。 どうぞ今後とも宜しくお願い致します。
2020-09-11 18:47:58
社長日記 | コメント(0)