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特注の洋服たんすを改造しました。

特注の洋服たんすを改造しました。

2021 1002

今日は土曜日。

大人ための桐木工教室が開催された。

1週間前にも開催されたが、応募者多数で枠が直ぐに満席になったため

今日、参加希望者のため代替日として、パート2が開催された。

詳細は後ほどご紹介する。




先日、特注の洋服たんすを制作した。しかし、大きすぎてお部屋に入らない事が判り

洋服たんすを改造する事になった。

吊洋改造001

改造前、新品の桐洋服たんすである。

特注サイズである。

本体の横幅1,600×奥行600×高さ2,160mmである。

吊洋改造013

改造前、扉を開けた図。四枚扉である。


吊洋改造002

前飾りである。


吊洋改造003

台輪もこのような形状になっている。

デザインは古く、30年以上前のデザインである。

当時、三越デパートにいたバイヤーのYさんがデザインを起こした。

弊社は、当時からデザイン名を「洋丸」と呼んでいる。

横幅1,500×奥行600×高さ1,950mmが定番サイズであった。


吊洋改造004

扉も上部がゆるいカーブになっている。


吊洋改造005

こちらは木製のネクタイ掛けである。


吊洋改造006

改造後である。

搬入出来るように本体を上下2分割した。

かなり精度がいる作業であった。

少しでも切断が狂うと造り直しになってしまうからだ。

正に職人技、神業であった。


吊洋改造007

改造後、斜め前から見た図。


吊洋改造008

本体を2分割したため、立側に1本の線が入る。


吊洋改造009

内側は、この板とジョイント金具で上下をつないでいる。


吊洋改造010

こちらは、右側の箱の内側である。


吊洋改造011

扉を取り除いてみた。


吊洋改造012

上部を外してみた。

先日、無事に納品して来た。

私が都合で納品に行けず、代わりに若手職人二人で納品して来た。

本当にご苦労さまでした。

私が行けなかったためにお部屋の写真を撮る事が出来なかった。



Mさま、Tさま、本当にありがとうございました。

どうぞ今後とも宜しくお願い致します。




 

2021-10-02 23:02:00

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