×

CATEGORY

CATEGORY

MENU

KAMONO新聞 バックナンバーはこちら

過去に放映されたテレビ番組一覧

メール会員登録

伝統マーク

加茂桐箪笥協同組合

HOME»  ブログ記事一覧»  社長日記2022»  江戸時代に生まれた職人が明治14年に作った桐たんす。

江戸時代に生まれた職人が明治14年に作った桐たんす。

江戸時代に生まれた職人が明治14年に作った桐たんす。

2022 0707

今日は木曜日。

七夕である。

桐たんす教室の日でもある。




先日、古い桐たんす4棹お預かりした。

その内の1棹が実に古い桐たんすだと判明した。


明治14年の桐たんす001

正面から見た図。

かなり大きな二つ重ねの古たんすである。

製作年は明治14年だ。

たんすの裏板に作者名と製作年が筆で書かれていた。


明治14年の桐たんす002

金具はかなりゴツい頑丈な感じである。


明治14年の桐たんす003

錠前も実にガッチリしている。


明治14年の桐たんす004

昔の桐たんすは、続飯(そくい)を使用していた。

これらの穴は虫食いの跡である。


明治14年の桐たんす005

裏板に「古川清吉之作」とある。加茂の職人のようだ。

明治14年に製作されたようだ。

約141年前である。

この桐たんすを製作したのが明治14年だから、仮に古川さんが25歳位だとしても

江戸時代に生まれた職人という事になる。

大事に直して再生したいと思う。

古川さんに感謝である。

ありがとうございます。

 

2022-07-07 16:11:46

社長日記2022   |  コメント(0)

 

コメント

お名前
URL
コメント