2022 0716
今日は土曜日。
7月も後半戦に入った。時はあっという間に過ぎて行く。
先日、お客様からお預かりした桐たんす。100年程前の桐たんすだそうだ。

木地直しをしている。
三つ重ねのたんすであるが、一部裏板を外して修復中である。

たんすに貼り付けたテープが、工場の祭典を思わせるような感じ。

上から下台、上台、中台の順番に積み重ねてある。
本体にテープで柾板を貼り付けている図。

桐部材に玄能を当てている図。
木殺しをしているようだ。
当時は総桐たんすでは無く、杉を一部使用したたんすも多く作られていた。
総桐、三方桐、前桐と分類される。
また、この桐たんすには台輪が無い。
小袖たんすで台輪が無いのは良くみるが、三つ重ねたんすで台輪が無いのは珍しい。
というよりも、この当時、三つ重ねたんす自体が少ないような気がする。
堀君、毎日暑い中、本当にご苦労様である。
心より感謝したい。
ありがとうございます。
2022-07-16 19:23:53
社長日記2022
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