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お客様から頂いた新しい桐板を干しました。

お客様から頂いた新しい桐板を干しました。

2022 1020

今日は木曜日。

先週の桐簞笥まつりの代休で今日現場はお休みとなった。




先日、お客様から頂いた桐丸太を製材し板を干し場に干した。

残念ながら私は板干し作業出来なかったが、職人達から綺麗に干して頂いた。

後日、草刈りをしなくてはと思った。


2022板干し作業001

これらの桐板を使用するのは、再来年かその翌年くらいになるだろう。

桐丸太を提供して頂いたお客様へこれらの桐板で桐簞笥を作り、納品する事になる。

丸太を頂いて桐簞笥に換えることは本当に珍しい。


2022板干し作業002

かなり綺麗な目の桐板もあった。

これからが楽しみである。


2022板干し作業003

厚く引いた桐板は一枚干しにする。


2022板干し作業006

こちらは数年前に干した桐板。

一枚干しにしているが、もう直ぐ取り込みが出来そうである。


2022板干し作業004

色はグレイである。

段々と良い色合いになってきた。


2022板干し作業005

この板ももう直ぐである。

楽しみだ。


桐板を天然乾燥させるのは、ただ乾燥させるのではなく、桐の成分である渋を取り除くためである。

「雨に当たっても大丈夫ですか?」というご質問を良く頂く。

わざと雨に当てているのである。

雨ざらし、日ざらし、雪ざらしという言葉があるように雨で濡らして、太陽で乾かして、その繰り返しで

桐の中の渋が徐々に抜けていくのだ。

だから梅雨時が一番渋が抜ける。

簞笥屋にとっては梅雨も大事な季節なのだ。

空梅雨の年はとても困るのだ。



Oさま、Sさま、この度はありがとうございます。

数年後、無事に納品したいと思います。

それまでお待ち下さい。

宜しくお願い致します。

 

2022-10-20 17:53:10

社長日記2022   |  コメント(0)

 

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