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桐たんすのお話

桐たんすのお話

 「桐タンス」の話を書こうと思う。私は、桐タンスを製作して、販売するという事を生業にしている。それで生計を保っているし、それが生きがいでもある。

 

 

 この業界に入ってみて、伝統的デザインの桐タンスの中には、現代のセンスとまったくかみ合わないものを感じた。一種のジレンマを感じた。当時は、私は、まだ、20代であり、感覚は若かった。古臭い、伝統デザインの桐たんすを見て、率直に、もっとシンプルでモダンな感覚を取り入れたいと考えた。

 

 

 それが、現在の「モダン桐家具」シリーズにつながるのだが、実は、桐たんすと桐素材を調べて、考えて、研究していくうちに、この桐素材は、かなり特殊な素材だという事を理解できるようになった。

 

 

 もともと、桐といえば、箪笥の他に下駄が有名であり、楽器だと琴が有名である。最近では、桐で色々な製品が作られ、販売されている。<・・・・途中省略・・・・>

 

 結論からいうと、桐は21世紀の素材である。21世紀は、宇宙の時代である。宇宙といえば、宇宙人である。地球人も宇宙人であるに違いない。

 

 私は、現代に桐の木が存在するのは、必然であると思う。地球レベルで温暖化防止が叫ばれている中で、桐の木を日本政府が国策で植林していくのは、これも必然であると思う。

 

 欧米の文化は、桐のような柔らかい、軽い素材を家具などに使うという発想自体が無い。しかし、実際にドイツやイタリヤの国際家具見本市などに出品すると、海外のバイヤーは、その品質と素材の美しさに驚く。

 

 桐タンスを桐とタンスに分けて考えると、桐素材の優位性は、これからも色々な方々が商品化して、そのすばらしさを実証する事だろう。

 

 では、タンスはどうか?私は、桐素材に目を向けてばかりいて、タンスは衰退文化だと、最近まで考えていた。しかし、それは、違うと今、考えている。

 

 桐素材は、黙っていても、発展していくはずである。反対に箪笥文化は、このままでは、なくなってしまう。実際、市場は急激に落ち込んでいる。

 

 それでも箪笥文化~仕舞うということ。 孫子の代まで伝え受け継ぐということ。~は、残したい。 むしろ、その箪笥文化の方が、より本質的ではないか、 と最近は考えている。桐をベースに箪笥という文化が、 日本人的であり、200年以上も伝統として継続されている、大きな理由なわけである。

2012-01-26 21:36:00

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