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2023 0111 今日は水曜日。 午前は会社に居て、午後から三条へお出かけした。 15日から桐素材展を開催する。 桐は塗装によって表情がかなり変わる。 これは木地仕上げである。 無塗装の事を木地仕上げと呼ぶ。 桐製品には木地仕上げが多い。 この無塗装はメンテナンスしやすいと言う利点がある。 これはトノコ仕上げ。 桐たんすの塗装としては一番一般的な色である。 この画像だと判りにくいが、木地の色と比べると薄く色が着いた感じである。 トノコの色も様々あり、一概にこれのみがトノコ色とは言えない。 簡単に言うと、トノコとは粒子の細かい土の事である。 これに水と夜叉などの塗料を混ぜて刷毛で桐たんすに塗るのである。 これは焼杢仕上げである。 バーナーで桐を焼き、焼いた際のススにトノコを混ぜて仕上げる。 これも様々な色合いがある。 トノコ仕上げに比べて汚れが目立たないのが焼杢仕上げである。 これは拭き漆仕上げである。 文字通り、桐に漆を塗る。 本漆とは違い、一番簡易な漆仕上げである。 桐の色とだいぶ変わるので桐たんすに塗るとケヤキ簞笥のように見える。 一番コストが高くなる塗装である。 こちらはオイル仕上げである。 オイルの色も様々あり、上記はアンバー色である。 オイル仕上げは割と最近の塗装である。 以前はオイルの種類が限られていたが、現在は種類がだいぶ増えた。 トノコと違い、防水性が高くなり、コストも低いので最近は良く使われるようになった。 これもオイル仕上げである。 色合いは拭き漆仕上げに似ているが質感が少し違う。 弊社ではオイルの種類は6色ほどある。 15日から桐素材展を開催する。 お時間ありましたら、是非お越しあれ。 ありがとうございます。
2023-01-11 20:18:00
社長日記2023 | コメント(0)