20091027
私は、高校生の頃、余り勉強というものしなかった。どちらかと言うと、高校の生徒会活動にのめりこんでいた。
私の高校は、昔、バスケットボールの全国大会で何度も優勝した時期があり、バスケットの名門と言われていた。当時、私も最初は、バスケット部に入部した。バスケットの練習はきつかったが、毎日練習した。下手ではあったが好きで好きで、食事よりも好きな時期もあった。
しかし、ある日、練習の壁にぶつかり、乗り越えられず、退部した。
代わりに新聞部に入部した。そこで生徒会活動を知る事になった。恐らく、現在の私の考え方、思想の大半が高校時代に育成された気がする。
進学校での生徒会活動は、当時、理解をする生徒は、ほとんどいなく、生徒会長もなり手がいなかった。生徒会長になって、毎日寝る間もないくらい働いた。
高校時代の苦悩が、現在にも成果として役に立っている気がする。あの頃の苦労に比べると現在は、まだ、楽をしている気がする。
私は、高校を卒業したら映画を製作する道に進みたかった。だけど、叶わず、結局、大学はデザイン科で基礎デザイン、プロダクトデザイン、家具デザインなどを学ぶ事になる。
要するに映画もデザインも想像し、創作する作業には変わらないと気がついたのである。それから大学を出てからは、家業である箪笥屋を継ぐことになるのである。
偶然、今日、高校時代の同期生が来社した。懐かしいアルバムを広げて、昔の話をした。私は、昔から「若い頃の苦労は、買ってでもせよ。」という諺を信じている。
人生100年。現在売れている、モダン桐家具のいくつかも名作として、100年後も売れ続ける事を願っている。
2012-02-10 20:57:00
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