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音の出る桐たんす

音の出る桐たんす

2012 0309

 

 昔、音の出る桐たんすがあった。最近は、音の出る桐たんすを製作しているなどのお話は、聞かないが、昔は、確かにあった。

 

 なぜ、音が出るのか?理由は、とても簡単である。

 

 

 桐たんすの場合、引出しを引いて、戻すと、引出しの奥で空気の移動がある。空気圧で別の引出しが出てしまう。

 

 展示会などで初めてこの突然出てくる引出しを体験する方は、一様に驚かれる。小学生が、工場見学に来ると、ちびっ子のみんなは、ほとんど驚く。

 

 海外見本市でも驚く方が多い。ディズニーのアニメに出てくるような家具と言えば、イメージがわくであろうか。

 

 空気圧のせいで他の引出しが出てきて、なかなか引出しが閉まらないのである。

 

 それだけ、桐たんすの機密性が高いからと言える。

 

 その空気圧を上手く利用して、箪笥内部の空気の移動に目を付けた先人は、泥棒対策の箪笥として、箪笥内部に一種の笛のようなものを付けて、泥棒が箪笥を開けたり締めたりする度に音がでる仕組みの箪笥を考えた訳である。

 

 話には聞いていたが、実際に先日、その昔の箪笥を預かり、見てみると、良く考えたものだなあと感心した。

 

 桐で出来た琴があるのだから、特殊な楽器を桐で作ってみたいと、私は前から思っていた。

 

 イメージを膨らませて、今、スケッチしてみた。

 

 ご期待下さい。10年後には、商品化なるかもです。

 

 ありがとうございました。

 

2012-03-09 18:39:00

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