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私が生まれた昭和37年に造られた桐たんす。

私が生まれた昭和37年に造られた桐たんす。

2024 0409

今日は火曜日。

先日、62年前の桐たんすをお預かりしてきた。

昭和37年の婚礼桐たんすである。

私と同じ年に生まれた桐たんすである。

同じ年に生まれたと言うと何だか愛着がある。


37年の桐たんす001

四の三上洋である。

この桐たんすは、この度再生する事になってお預かりしてきた。

私と同じ年のこの桐たんすは再生後、大事に使えば、あと40年は使えるだろう。

果たして私はあと40年生きる事が出来るだろうか?

人間も桐たんすと同じくある時点で再生出来たら良いのにと思った。


37年の桐たんす002

扉を開けた図。

引手金具がだいぶ外れている。


37年の桐たんす003

斜め前から見た図。


37年の桐たんす004

裏板がこのように外れている。


37年の桐たんす005

扉の裏はカビていた。

昭和20年~30年代は、出来の良い桐たんすは少ない。

太平洋戦争が終わったのが、昭和20年。

それからしばらくは桐たんすの出来は余り良くなかった。

当時、物資が不足していたのも理由の一つだろう。

私と同じ年の桐たんす並びにお客様に感謝したいと思う。

ありがとうございます。

 

2024-04-09 22:20:00

社長日記2024   |  コメント(0)

 

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