×

CATEGORY

CATEGORY

MENU

KAMONO新聞 バックナンバーはこちら

過去に放映されたテレビ番組一覧

メール会員登録

伝統マーク

加茂桐箪笥協同組合

HOME»  ブログ記事一覧»  社長日記2024»  昭和20年代の出来の良い桐たんす。

昭和20年代の出来の良い桐たんす。

昭和20年代の出来の良い桐たんす。

2024 0506

今日は月曜日。



一般的に昭和20年代というと、その頃作られた桐たんすは出来が良くない。

太平洋戦争の終戦が昭和20年8月15日。

戦争に負けたせいもあり、資材が不足していた時代である。

桐たんすの出来は材料も作りも良くない。

これは実にはっきりしている。

しかし、世の中例外もあるものだ。


小袖下3大洋001

昭和20年代にしては、この桐たんすの出来はとても良かった。

本体の作りも良いが、中まわりの引出しの材料も良い。

ホテ板が厚い。

金具の直しは私の担当だが、金具もしっかりしていてかなり良かった。


小袖下3大洋002

三つ重ねの五重上洋という型である。


小袖下3大洋003

斜め前から見た図。


小袖下3大洋再生後001

再生後である。

元が良いのでなおさら良くなった。


小袖下3大洋再生後002

扉を開けるとこんな感じ。


小袖下3大洋再生後003

斜め前から見た図。



Sさま、この度は本当にありがとうございます。

どうぞこれからも引き続き宜しくお願い致します。

2024-05-06 21:24:00

社長日記2024   |  コメント(0)

 

コメント

お名前
URL
コメント