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2024 0602 今日は日曜日。 昨年の8月にもお邪魔したのだが、今日、ご注文の小袖たんすを納品してきた。 囲炉裏のあるお宅である。 約200年前に江戸時代に建てられた家である。 囲炉裏がある家は少なくなった。 私が納品に行くお宅で、このお客様の家が唯一のような気がする。 昭和初期の雰囲気が沢山ある。 囲炉裏端の上である。 ススが凄い。 煙のススが上部に沢山があるが、この家はこの囲炉裏の煙とススで守られていると言われた。 お客様である。 85歳。 元気である。 これは弁慶という道具である。 囲炉裏で焼いた魚などを刺して煙りで燻すためにあるらしい。 一番下まで引くと止まるが、さらにグッと下へ引くと滑車の力で上の方へスルスルと上がっていく。 昔の人は良く考えたものである。 何故弁慶という名前なのか、調べてみたら、弁慶の立ち往生のシーンのように串刺しになっているからだと言う。 再び囲炉裏である。 Kさま、この度はありがとうございます。 どうぞ今後とも宜しくお願い致します。
2024-06-02 19:46:00
社長日記2024 | コメント(0)