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2024 0719 今日は金曜日。 夜、雨が降ってきた。 結構良い雨である。 桐たんす屋にとっては年間を通して梅雨時が一番良い季節であるとも言える。 外に干している桐板のシブが一番抜けるからだ。 昔から桐板を屋外に干すのは、日ざらし、雨ざらし、雪ざらしと言って お日様に桐板を当てて、雨に当てて、その繰り返しで桐板に含まれているアクとかシブを 抜くのである。 1年~3年も干すのである。とても手間がかかるのが天然乾燥である。 だから簞笥屋にとってこの時期の雨は恵みの雨なのだ。 現場では小袖たんすを二棹同時に作っている。 裏板を削っている図。 同じお客様からのご注文である。 一棹が横幅1,000㎜なので2,000㎜以上のスペースに二棹置くのである。 裏板を返している図。 ひたすらカンナを掛ける。 動画でお見せ出来ないのが残念である。 シュッ、シュッとカンナの掛かる音がなんとも言えない。 作業しているの伝統工芸士の堀である。 加茂桐たんすの伝統工芸士の中でも一番若い方である。 別角度から撮ってみた。 カンナの音も良いが、カンナ屑も綺麗である。 Tさま、Sさま、この度は本当にありがとうございます。 出来上がる頃にご連絡致します。
2024-07-19 22:14:46
社長日記2024 | コメント(0)