2014 0722
桐たんすの製作技法で「隠し蟻組」というのを知っているだろうか?
もともと桐たんすよりも指物の方で多用されていたようである。
昔から桐たんすの本体の組み手は、ホゾ組みか又は、蟻組みとなっていた。
「隠し蟻組み」は、蟻組みを隠す技法である。 外に出さないで組むので、手間がかかる。
しかし、丈夫である。
弊社のラ・キリ シリーズは、すべて本体が隠し蟻組みになっている。
隠し蟻組みの拡大図である。
本体のオスとメスである。
なぜ、蟻組みと言うのかというと、蟻の頭のような形をしているからだそうである。
別名、ハトの尾とも言うらしい。
組手一つ取っても歴史を感じる。
蟻組みを最初に考えた人は誰なのだろうか?
その方に感謝したい。
本当にありがとうございます!
2014-07-22 09:10:00
社長日記
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