2015 0630
先週、ご注文の漆仕上げの桐たんすを3棹納品して来た。
3棹を納めるスペースが、横幅3,000×高さ2,200×奥行470mmとかなり広い。
丁度に製作し、納めるのが桐たんす屋の技術と言える。

出荷前のたんすである。工房内では台車に載せてある。
手前の1棹だけ色が違うようだが、時間が経つと色は同じようになる。
ふき漆の場合、最初は濃い色なのだが、段々と透けた色になって行く。
通常のトノコ仕上げは逆で、最初は明るい色なのだが、段々と濃い色になって行く。
ふき漆とトノコでは、真逆の変化である。
今回のたんすは、金具を付けないシンプルなデザインである。

上の画像は、たんすの上の隙間に、地震が来ても倒れないようにスペースを埋める板を調整している。

引出し1杯だけきついのがあったので、引出しを削って調整している。

3棹設置の図である。
Wさま、本当にありがとうございました。
納品してからが、お付き合いの始まりです。
どうぞ今後とも末永くヨロシクお願い致します。
2015-06-30 06:07:09
社長日記
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