2015 0630
今日で6月もお仕舞である。
今年に入って、一年の半分が経過する事になる。早いものである。
先日、加茂桐箪笥の伝統工芸士会の総会に組合理事長として、出席して来た。
箪笥組合のメーカー数は、25件。それに対して伝統工芸士の数は、28人。
メーカーの社長よりも若干多いのである。
出席率も良かった。
見ていて頼もしい感があった。
今年は、加茂市で新潟県全体の伝統工芸大会が10月10日に開催される。
県下の伝統工芸士が一堂に会する訳である。
加茂伝統工芸士会の会長は、三本氏である。
彼は、長岡市出身であり、加茂人とは違う気質を持っているようだ。
桐箪笥屋の職人だったのだが、何年も前に独立したのである。
どの桐たんすメーカーも販売に苦戦している中、独立するのは、自殺行為に等しいと人に言われたそうだが、
それでも頑張って仕事を回している。
本当に素晴らしい職人である。
伝統工芸士会を見ると、若手が意外に多い。30代もいる。
これらの集まりが、継続している加茂の桐たんす産地は素晴らしいと感じる。
桐たんすの技術を使って、更なる新しい伝統を創る事が求められている。
色々なお話が出てきて、本当に有難いと感じた。
ありがとうございました。
2015-06-30 06:30:49
社長日記
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