2015 0928
先日、新潟市のお客様のご注文で、70年ほど前の古たんすをお預かりして修理した。
今回は、いつも付ける金具(古美唐草)ではなくて、白系の新しい金具を付けた。
これを近日中に三重県へ送る事になる。
W様、有難うございました。

トノコ仕上げが酸化して、真っ黒な桐たんすであった。
金具は、あっさりしたシンプルなものである。
本体のデザインは、天角である。

本体から金具を外して、本体の塗装を水と熱で落とす。さらに削り、木地の状態にして、キズなどを修理する。
引出しの底板や本体裏板が割れていたので、割れを埋め木して、木地直しをする。
その後、トノコ仕上げをして、金具を付けて、完成である。
今回は、白い金具を付けたので、お客様の印象は、驚きであった。
2本目の桐たんすも現在お預かりしている。
本当に有難うございました。
どうぞ今後とも宜しくお願い致します。
2015-09-28 10:37:39
社長日記
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