2016 0117
昨年の12月にお客様の所へメンテナンスに行って来た。
カギが掛かりにくいのだと言う。
桐たんすのカギは、何種類かある。私が知る限りでは、最近のもので3タイプある。
忍び錠に至っては、数多くある。
今回は、割と簡単にカギを掛ける事が出来た。良かった。

伝統的デザインの桐たんすである。
やはり畳のお部屋に似合う。
この桐たんすは、丁度1年程前に仕上げ直しをしたばかりであった。
よく考えると、桐たんすと普通の家具は色々な点で違いがある。
安い洋家具と桐たんすでは造りも違うが、金具も違う。
桐たんすは、耐久性があり使用年数が長いので、丁番も原始的な構造である。
比べて、洋家具の主流は、スライド丁番である。
なぜ、桐たんすが長く使えるのか。
一つの理由で、金具の構造があげられる。
今も昔もほとんど変わらない構造であるからだ。
デザインは、変化しているが、構造はほとんど同じである。
サイズが違っているが、大きな問題ではない。
先人の知恵が、100年以上使える桐たんすを培ったのだろう。
Mさま、ありがとうございました。
いつでもお声がけして下さい。また、メンテナンスに行きます。
どうぞ今後とも末永くヨロシクお願い致します。
2016-01-17 18:18:00
社長日記
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