2016 0530
考えてみると、婚礼家具と言うのは日本だけではないだろうか。
婚礼家具の定義は、「婚礼に際し、親から娘などへプレゼントする家具」である。
昔は、婚礼3点セット、5点セットなどがあり、家具屋は婚礼家具を配達する際の祝儀でかなり潤ったそうである。
桐たんす屋も例外でなく、当時、婚礼桐たんすが多く売れて、儲かったと聞いている。
現在は、婚礼時に家具を持たせるという風習が少なくなった。
それでも弊社ショールームには、婚礼家具を購入しに遠方からお越しになる方がいる。
先日、ご注文があり、婚礼の桐たんすを製作した。今日、梱包して出荷した。
桐たんすは、柔らかい桐で出来ているので、梱包には気を使う。がっちり木枠で梱包した。

赤トノコと黄トノコの中間色である。
横幅1,120mm、箪笥屋的な表現だと3.7尺幅となる。
3.7天胴丸下三中洋 という型名になる。

三つ重ねタイプである。
お盆は5杯。扉内には内小引出しが3杯付いている。

金和紙藤という金具である。この箪笥の色には似合う金具である。

引手金具は、丸かんである。
丸かんは、スタンダードの引手金具である。
Mさま、Tさま、本当にありがとうございました。
どうぞ今後とも宜しくお願い致します。
2016-05-30 20:43:44
社長日記
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