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心の苗を育てる会

心の苗を育てる会

2017 0104

以前、心の苗を育てる会というボランティア団体が加茂市にあった。

子供が生まれたら桐の苗木を植えて育てよう。という趣旨で実際に沢山の桐の木を植えた。

私も当初、スタッフとして参加していたが、仕事の忙しさに負けて、参加出来なくなった。

活動は約16年程度継続できたが、水害などで桐の木が壊滅的になり、途中で頓挫した形で終わった。

しかし、駄目になった桐の木をSさんは自ら引取りに行き、桐の原木を弊社に預けてくれた。

一昨年の事である。

その後、材料を寝かせて、ご依頼の桐小箱を製作した。

坂井さま桐小箱 心の苗を育てる会

実際のところ、桐の原木の状態は余り良くなかった。

かなり虫に喰われており、使えるところが少なかった。

しかし、何とか桐小箱を製作できた。

職人に感謝したい。

Sさんにも感謝である。

大昔は、娘が生まれたら桐の木を植えて、結婚したら桐たんすにして、嫁ぐという風習が新潟県と

広く東北地方にはあった。

桐の木はわずか20年程度で成木するし、桐たんすを結婚の際に持たせるというのは

当時は珍しい事ではなかった。 

様々な諸条件があり、娘が生まれたら桐の木を植えると言うは、当時は理にかなっていたである。

今は、桐たんすを必要としない方が増えたので、それらを復活させるのは難しい話なのだが、

心の苗を育てる会はそれに近い事を目指したのである。

今回製作した桐小箱は、心の苗を育てる会の成果物と言える。

関係した皆さん、代表のKさん、本当にご苦労さまでした。

本当にありがとうございました。

2017-01-04 17:34:31

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