仕入れた桐の原木を一列に並べて、職人がていねいに木目や枝の出方を調べます。
丸太から板材を作る時に、タンスのどの部分に使う板材が切り出せるか組み合せを考えているのです。
職人の長い経験が必要です。
切り出した板材は自然乾燥させて、渋抜きを行います。
桐タンスは3年以上自然乾燥させて、渋抜きした桐材を使うので、製品に狂いが出ないのです。
さらに、湿気から衣類を守り、虫を防ぎ、熱に耐えて燃えにくい優れた特長を持っています。
木肌の温かみを感じさせる、優雅で美しい姿をいつまでも保ち続けます。