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加茂桐箪笥協同組合

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桐タンス各部の名称

加茂桐タンスの歴史

もともと全国各地で造られていた桐タンスは、現在ではその大半が加茂およびその周辺地域で生産されています。

その歴史をひも解きますと、最初に造られたのは、200年前の天明年間の頃といわれています。加茂が桐タンスの産地として栄えた理由は、盆地であるまわりの山にたくさんの桐の木があったことと、当時船による交通・運送が盛んで加茂川がその運搬経路として用いられたことがあげられます。また昭和30年代にはお年玉付年賀ハガキの商品に桐タンスが選ばれたことも加茂にとって大きな転機であり、栄えてきた理由といえます。

さらに昭和51年、通産省の伝統工芸品に指定を受けました。最近では、伝統技術を生かした新しいデザインの桐タンスも見られてきています。

桐タンスの特長

  • 内部の湿度を一定に保ち、湿気から衣類を守ります。
  • 難燃性、耐熱性、防虫性に優れています。
  • 軽く、狂いや伸縮も少なく、いつまでも美しい姿を保ちます。
  • 優雅で美しく、木肌の温かみを感じさせます。

使用上の注意・お手入れ

  • 扉の開閉、引出しの出し入れは、両手で静かに行ってください。
  • 濡れたり、汚れた手でのご使用はお避けください。
  • ほこりがついたら、乾いたやわらかい布で軽くふき取ってください。
  • 汚れたら、販売元にお問い合わせください。
桐タンス各部の名称

桐タンスの分類(当社の製品には次の型があります)

型1.四方丸、天丸、胴丸、胴圧、中厚、四方胴丸、天胴丸、洋丸、四方角

型2.

  • 1.衣装タンス(和タンス)
    大洋タンス 下三大洋、下二大洋、下一大洋、下四大洋、下六大洋、一本立大洋など
    中洋タンス 下二中洋、下三中洋など
    上洋タンス 六の三上洋など
  • 2.整理タンス(昇りタンス)
    六の三、七の三、七の七、八の八など
  • 3.洋服タンス
    吊洋タンス 下一吊洋、下二吊洋、一本立吊洋など

タンスの呼び方(タンスの型名には次のような意味があります)

例1

間口(尺) 引キャッチコピー出しの数 扉の種類
3.7
(さんなな)
胴丸
(どうまる)
下三
(したさん)
大洋
(おおよう)

例2

間口(尺) 引き出しの数
3.5(さんご) 四方丸(しほうまる) 七の三(しちのさん)

※製品の改良のため、予告なく仕様などを変更する場合があります。あらかじめご了承ください。
※桐タンスに関する疑問などありましたら、販売店または直接メーカーまでお問い合わせください。