もともと全国各地で造られていた桐タンスは、現在ではその大半が加茂およびその周辺地域で生産されています。
その歴史をひも解きますと、最初に造られたのは、200年前の天明年間の頃といわれています。加茂が桐タンスの産地として栄えた理由は、盆地であるまわりの山にたくさんの桐の木があったことと、当時船による交通・運送が盛んで加茂川がその運搬経路として用いられたことがあげられます。また昭和30年代にはお年玉付年賀ハガキの商品に桐タンスが選ばれたことも加茂にとって大きな転機であり、栄えてきた理由といえます。
さらに昭和51年、通産省の伝統工芸品に指定を受けました。最近では、伝統技術を生かした新しいデザインの桐タンスも見られてきています。
型1.四方丸、天丸、胴丸、胴圧、中厚、四方胴丸、天胴丸、洋丸、四方角
型2.
例1
間口(尺) | 型 | 引キャッチコピー出しの数 | 扉の種類 |
---|---|---|---|
3.7 (さんなな) |
胴丸 (どうまる) |
下三 (したさん) |
大洋 (おおよう) |
例2
間口(尺) | 型 | 引き出しの数 |
---|---|---|
3.5(さんご) | 四方丸(しほうまる) | 七の三(しちのさん) |
※製品の改良のため、予告なく仕様などを変更する場合があります。あらかじめご了承ください。
※桐タンスに関する疑問などありましたら、販売店または直接メーカーまでお問い合わせください。